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2015.04.25 Saturday
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7月30日 滋賀県甲賀市土山町の白川神社のお祭りで
乙女文楽を見ていただきました。
白川神社は東海道の土山宿にあり、
天照大神や速須佐之男命などを主祭神とする
とても古い神社だそうです。
毎年この時期には祇園祭があり、
私たちは宵宮に参加させていただきました。
大きな土俵の上に舞台がしつらえてあり、
恒例の「泣き笑い相撲」がはじまりました。
なんと生後6ヶ月から3歳くらいの赤ちゃんが、
抱っこされて土俵に上ります。
するとひょっとこのお面をかぶった人が出てきて、
行事さんの掛け声で「のこった、のこった」
‥‥泣き出す子供やニコニコ喜ぶ子など、
会場は拍手や笑いに包まれます。
赤ちゃんの無病息災を願う楽しい相撲大会でした。
その後、会場の皆さんと共に懐かしい歌を歌う
催しがあり、いよいよ「乙女文楽座」の出番です。
『二人三番叟』と『傾城阿波の鳴門』を
見ていただきました。
「やっぱり巡礼歌には泣かされますねえ」なんて
目頭を抑える人が居たら
手前味噌ですが、舞台の上でも泣けてきます。
終わってから何人もの方から
「泣けたわ」と声をかけていただきました。
帰りの夜道は清々しく思わず
「坂は照る照る鈴鹿は曇る、あいの土山雨が降る」
なんて馬子唄を口ずさみながら帰路につきました。